困った時
照合アプリの利用中によくあるトラブルと対処方法をまとめました。現場での作業中のトラブルは、作業者向けガイドの「作業中に困った時」も参照してください。
照合NGが頻発する
読み取り自体は成功しているのに照合が一致しない場合は、次を確認してください。
- マッチング方式が合っているか: 照合先の値に前後の文字が付く場合(例: 照合元
1234に対し照合先No.1234)、「完全一致」では一致しません。マッチング方式を見直してください。 - 表記が本当に一致しているか: コード体系や桁数が違う場合は、変換設定で値を揃える必要があります。
- 読み間違えやすい文字が含まれていないか: 0とO、1とIなどの読み間違いが原因の場合は、曖昧判定を「やや曖昧」「とても曖昧」に緩めることを検討してください。
読み取りがうまくいかない
カメラを向けても読み取りに成功しない場合は、スキャン定義が対象の表記と合っているかを確認してください。それでも改善しない場合は、EdgeOCR APP ガイドのカメラ調整パネルや実際に読み取る(スキャンのコツ)が参考になります。
「読み取り結果の変換に失敗しました」と表示される
読み取った値を変換設定で変換できなかったことを表します。
- マスタ変換の場合: 読み取った値がマスタ(対応表)に登録されているか確認してください。
- 正規表現・位置指定・範囲展開の場合: 読み取った値が変換の前提とする形式(桁数・区切り文字など)になっているか確認してください。
1つの読み取り値を、複数の照合対象に分けて個別に照合したい
できません。1回の読み取りで区切り文字を含む値(例: A,B,C)を読み取っても、それを A・B・C という別々の照合対象に分けて、1つずつ照合(消し込み)することはできません。
区切り文字や範囲展開で値を分割・展開できますが、分割後の値は**1つの照合対象がもつ複数の「候補」**として扱われ、照合先がそのいずれか1つと一致すれば照合成立(OR判定)になります。
A・B・C をそれぞれ個別に照合したい場合は、EdgeOCR APP 側で別々の読み取り項目として読み取る構成(連続読みなど)にしてください。
設定のインポートに失敗する
- 「設定のインポートに失敗しました」/「ファイルのフォーマットが不正です」: 選択したファイルが照合アプリの設定ファイル(
edge-ocr-matching-~.json)であることを確認してください。EdgeOCR APP の設定ファイルとは別物です。また、バージョンの異なるアプリで作成された設定ファイルは取り込めないことがあります。 - 「利用できない設定が含まれています。」と表示される: 端末に保存されている設定を読み込めていません。設定ファイルを再度インポートするか、設定クリア後に設定を作り直してください。
- 「設定ファイルのマイグレーションに失敗しました」と表示される: 古い形式の設定の変換に失敗しています。表示されるメッセージの内容とあわせて、設定の配布元(管理者)に確認してください。
照合設定で目的のシナリオが選べない
照合アプリのシナリオID欄には、EdgeOCR APP 側に登録されているシナリオが表示されます。
- EdgeOCR APP 側でシナリオを作成済みか確認してください(チュートリアル STEP 1)。
- 別の端末から設定を移した場合は、照合設定だけでなく EdgeOCR APP 側のスキャン設定も同じものを取り込む必要があります。詳しくは設定のインポート/エクスポートの注意事項を参照してください。
ログファイルが見つからない
- 保存先は端末の
Downloadフォルダ内の日付フォルダです(照合結果ログ)。
設定画面に設定項目が表示されない
設定非表示モードがONになっています。設定画面下部の「バージョン」表示を10回連続でタップすると、設定項目が表示されます。