パターンタイプ|バーコード
パターンタイプにおいて、「バーコード」を選択すると、以下の項目が表示されます。
バーコード種別
読み取るバーコードの種類を選択します。 対応する種別は以下の通りです:
| バーコード種別 | 説明 |
|---|---|
| CODE39 | 英数字のほか、一部の記号もサポートするバーコード。物流や在庫管理でよく使われます。 |
| CODE93 | 英数字や記号を扱う1次元バーコード。 |
| CODE128 | 高いデータ密度を持ち、英数字や特殊記号を含む幅広い用途に適したバーコード。 |
| Data Matrix | 小さなスペースに大量の情報を格納できる2次元バーコード。医療や産業用途に用いられます。 |
| EAN | 国際的に使用される商品コードバーコード。小売業界でよく利用されます。 |
| ITF | 数字のみを扱うバーコードで、物流や配送ラベルに多く使用されます。 |
| JAN | 日本国内で使用されるEAN規格のバーコード。商品コードの管理に使用されます。 |
| MicroQR | QRコードの小型版。スペースが限られている場所での使用に適しています。 |
| PDF417 | 2次元スタックバーコードで、複数行にわたるデータを格納できるため、IDカードや輸送ラベルなどに使用されます。 |
| QR Code | 高度に情報を圧縮でき、URLや連絡先などを簡単に共有するために使用される2次元バーコード。 |
| UPC | 主に北米で使用される商品コードバーコード。小売業界で一般的です。 |
| NW-7(Codabar) | 図書館や物流業界で使用されるバーコード。 |
| Aztec | 航空業界などで広く使われてる2次元バーコード。 |
| DXFilmEdge | 特殊な用途向けのバーコードタイプです。 |
| GS1 DATABAR | 医療用医薬品等で用いられます。 |
読み取り回数
すべてのバーコード種別で、読み取り回数を設定できます。 1回だけの読み取りでは、画像のぶれや印字状態などによる誤読を、そのまま結果として確定してしまうことがあります。 同じ内容を複数回読み取ってから確定することで、一時的な誤読を減らします。
デフォルトは2回です。 回数を増やすと誤読を減らしやすくなりますが、結果が確定するまでの時間は長くなります。 設定方法はバーコードモデル設定を参照してください。
読み取り後処理
読み取ったバーコードデータに対して、以下の処理を適用できます:
- なし: 読み取ったデータをそのまま使用します。
- 大文字 => 小文字: 読み取ったデータをすべて小文字に変換します。例えば、「ABC123」が「abc123」になります。
- 小文字 => 大文字: 読み取ったデータをすべて大文字に変換します。例えば、「abc123」が「ABC123」になります。
- 固定文字列変換: 読み取ったデータを正規表現のルールで変換します。
変換パターン
置き換え対象の正規表現を設定します。
変換文字列
変換後の固定文字列もしくは正規表現を設定します。
変換に正規表現を使用
この設定をオンにすると「変換パターン」「変換文字列」に正規表現を使うことができるようになります。
固定文字列変換サンプル
| 用途 | 変換パターン(正規表現) | 変換文字列 | 読み取り結果 | 変換後 |
|---|---|---|---|---|
| ハイフン追加 | ([0-9]{3})([0-9]{4})([0-9]{4}) | $1-$2-$3 | 09012345678 | 090-1234-5678 |
| ハイフン削除 | ([0-9]+)-([0-9]+)-([0-9]+) | $1$2$3 | 090-1234-5678 | 09012345678 |
| 先頭プレフィックス削除 | ^BC- | (空文字) | BC-123456 | 123456 |
| 区切り文字の統一 | [- ] | _ | ABC-123 456 | ABC_123_456 |
ヒント
- キャプチャグループ: 正規表現で
()で囲んだ部分を、変換文字列で$1,$2などで参照できます。 - 空文字への変換: 不要な文字を削除したい場合は、変換文字列を空欄にします。
- テスト: 設定後は必ず実際のバーコードでテストして、期待通りに変換されることを確認してください。
注意
- 変換パターンは正規表現として解釈されます。
- 複雑な変換ルールを設定すると、予期しない結果になる可能性があります。