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パターンタイプ|正規表現

パターンタイプにおいて、「正規表現」を選択すると、以下の項目が表示されます。

正規表現

自由入力で、ユーザーが定義したいパターンを指定できます。例えば「[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2}」と入力すると、「YYYY-MM-DD」形式の日付を認識するように設定できます。

正規表現サンプル

以下は、よく使用される正規表現のパターン例です:

パターン正規表現説明マッチ例
郵便番号[0-9]{3}-[0-9]{4}日本の郵便番号100-0001
電話番号(ハイフンあり)[0-9]{2,4}-[0-9]{2,4}-[0-9]{4}日本の電話番号03-1234-5678
電話番号(ハイフンなし)[0-9]{10,11}連続した数字の電話番号09012345678
メールアドレス[a-zA-Z0-9._%+-]+@[a-zA-Z0-9.-]+\.[a-zA-Z]{2,}一般的なメールアドレスuser@example.com
整数[0-9]+1桁以上の数字12345
小数[0-9]+\.[0-9]+小数点を含む数値123.45
英字のみ[a-zA-Z]+アルファベットのみABC
英数字のみ[a-zA-Z0-9]+アルファベットと数字のみABC123
伝票番号例[A-Z]{2}[0-9]{6}英字2文字+数字6桁AB123456
商品コード例[0-9]{4}-[0-9]{4}-[0-9]{4}数字4桁-4桁-4桁1234-5678-9012
ヒント
  • [0-9] は数字(0-9)を表します
  • + は1回以上の繰り返し、* は0回以上の繰り返しを表します
  • {n} は正確にn回、{n,m} はn回からm回の繰り返しを表します
  • [] 内で文字のグループを指定できます(例:[a-z] は小文字の英字)
  • ? は直前のパターンが0回または1回現れることを示します

キャプチャ機能

キャプチャ機能では、a1, a2, a3 のような名前付きグループで取得した値を、名前順に並び替えて出力できます。

  • 設定例: (?<a3>[0-9]{4})-(?<a2>[0-9]{2})-(?<a1>[0-9]{2})
  • 入力例: 2025-12-24
  • 出力例: 24122025

この例では、a1(24)→a2(12)→a3(2024)の順で連結されるため、24122924 になります。

曖昧検索モード

曖昧検索の度合いを設定します。データが完全に一致しない場合でも類似度の高いデータを認識することが可能です。 曖昧度の設定によってどれくらい似た文字を含めて読み取るかを設定することができます。 この設定をオンにしていると、例えば正規表現で [0-9] のように数字を読み取る設定をしている時、 O(英字のオー)と読み取った場合に自動で0(数字の0)に読み替えることができます。

切り抜きモード

正規表現にマッチした文字列全体を読み取るのか、マッチした部分のみを読み取るのかを設定します。 例えば正規表現で、 [0-9] と設定して、 aaaa7xxx を読み取った場合、切り抜きモードがオンの場合は「7」を、オフの場合は「aaaa7xxx」を返却します。

読み取り後処理

読み取ったデータに対して、以下の処理を適用できます:

  • なし: 読み取ったデータをそのまま使用します。
  • 大文字 => 小文字: 読み取ったデータをすべて小文字に変換します。例えば、「ABC」が「abc」になります。
  • 小文字 => 大文字: 読み取ったデータをすべて大文字に変換します。例えば、「abc」が「ABC」になります。
  • 固定文字列変換: 読み取ったデータを正規表現のルールで変換します

変換パターン

置き換え対象の正規表現を設定します。

変換文字列

変換後の固定文字列もしくは正規表現を設定します

変換に正規表現を仕様

この設定をオンにすると「変換パターン」「変換文字列」に正規表現を使うことができるようになります

固定文字列変換サンプル

以下は、固定文字列変換の実用的なパターン例です。

基本的な置換

用途変換パターン(正規表現)変換文字列読み取り結果変換後
単語の置換worldocrhello worldhello ocr
スペースの統一[ ]+_hello worldhello_world
数字の削除[0-9]+(空文字)remove123numbers456removenumbers
数字をスペースに[0-9]+ hello123worldhello world
ドットをスペースに\. hello.worldhello world
コロンより前とコロンを削除^[^:]*:(空文字)LOT:ABC123ABC123

例えば、コロンより前の文字とコロン自体を削除する場合は、読み取り後処理で「固定文字列変換」を選択し、「変換に正規表現を使用」をONにします。

コロンより前を削除する固定文字列変換設定

キャプチャグループを使った変換

キャプチャグループ(括弧で囲んだパターン)を使うと、マッチした部分を$1, $2などで参照して並び替えや加工ができます。

用途変換パターン(正規表現)変換文字列読み取り結果変換後
名前の順序入れ替え([a-zA-Z]+)[ ]+([a-zA-Z]+)$2, $1John DoeDoe, John
日付形式変換(YYYY-MM-DD → DD/MM/YYYY)([0-9]{4})-([0-9]{2})-([0-9]{2})$3/$2/$12024-03-1515/03/2024
日付形式変換(YYYY/MM/DD → YYYY年MM月DD日)([0-9]{4})/([0-9]{2})/([0-9]{2})$1年$2月$3日2024/03/152024年03月15日
電話番号フォーマット(ハイフン追加)([0-9]{3})([0-9]{4})([0-9]{4})$1-$2-$309012345678090-1234-5678
電話番号フォーマット(ハイフン削除)([0-9]+)-([0-9]+)-([0-9]+)$1$2$3090-1234-567809012345678
郵便番号正規化([0-9]{3})-?([0-9]{4})$1-$21000001100-0001
ヒント
  • キャプチャグループ: 正規表現で()で囲んだ部分を、変換文字列で$1, $2などで参照できます
  • 空文字への変換: 不要な文字を削除したい場合は、変換文字列を空欄にします
  • テスト: 設定後は必ず実際のデータでテストして、期待通りに変換されることを確認してください
注意
  • 変換パターンは正規表現として解釈されます(リテラル置換ではありません)
  • 複数のルールを設定した場合、各ルールは前のルールの結果に対して適用されます
  • 複雑な変換ルールを設定すると、予期しない結果になる可能性があります

複数行読み

パターンタイプ|日付 複数行読み を参照ください。